体調不良と思考パターン
体調を崩す時、何か同じ問題が場所や時を超えて何度もやってくる時、その背景には「他者基準」の思考が働いていることがよくあります(というか、ほとんどです)。色々なところで言われるようになってきたので聞いたことがある人もいらっしゃるのではないかと思いますが、思考パターンの一つに「自己基準」と「他者基準」というものがあります。

自己基準型は自分自身の価値観や判断に基づいて意思決定を行い、他者の意見に影響されずに行動するタイプ
です。他者基準型は他者の意見や評価、期待に強く依存して意思決定や行動を行うタイプ。具体的な例えをいうなら、「私はこのやり方が一番効率的だと思うから、これで進めたい。」が自己基準型。「みんながこれを選んでるみたいだから、私もそうしよう。」が他者基準型です。
人間は他者基準ではストレス度が高くなりやすい傾向を持ちます。そもそも、比較と評価というのは“交感神経優位”になる行動なのです。ですから、他者と自分を比較・評価し続けなければいけない他者基準型思考の人間は、どうしてもストレス度が高くなり体調が崩れることに繋がりやすいのです。

むしろ、冒頭でも記した状態の時は、身体がサインを出して教えてくれているのかもしれません。「あなた、人の基準で生きるのもう辛いんだってよ」「自分を生きたいんだってよ」とね。
もし自分が他者基準型だと感じて変えたいなら、その思考型を否定するのではなく、「どんな経験がその選択を導いたのか?」と自分を見つめ直すことが大切です。あなたが他者基準型の思考をするようになったのは、過去の経験が影響している可能性があると理解することで、自己基準型に移行しやすくなるでしょう。
そして、自分の内なる声に耳を傾け、自分自身の価値観を信じることが、ストレスを軽減し、心身の健康に繋がります。