自分の価値の創り方、第一歩
「人に与える」というのはとても素敵なことです。giveの精神、なんて言われ方もよく聞きますね。
その「与える」には必須の条件があります。それは『自分が満足している』ということです。
与えるというのは、自分の持つ何かしらの価値を与えるということでもあります。誰かに価値を提供したい場合、自分に価値を「感じている」ことが必須です。「価値をつけてもらった」ではなく、「自分が自分自身に価値がある」ことが前提であり、大事なのです。
そうではない場合に与えることをすると、どうなるのでしょうか。
それは「消耗」になります。「疲労困憊」「搾取されている感覚」「なんで自分だけ」の想いが常についてきて、慢性疲労状態になりやすい。
与える前に、自分で自分の価値を創る必要があります。価値は、自分で創るものです。人の評価で、自分の価値は左右されない。それをいかに腑に落とせるかが鍵になります。そしてそれには、自分が何を感じているかをしっかり受け取れることが大事なのです。
「感じること」なのです。自分の感情は一体なんなのか、感じること。「自分の価値なんて無い」と悲しむ人たちがいますが、あなたの感情は、からだを通して、どんな風に動きますか。心にどんな感覚がやってきますか。
それを感じることからが始まりなのです。
SNSの「いいね」や誰かからの称賛が自分の価値をつくるのではありません。
自分のからだの感覚を通して、感じた感情が自分をつくるのです。
だから、からだの感覚が良ければ良いほど、感情の彩度やディティールが細やかになる。
その為に、健康が必要なんですね。
健康のために生きる必要はありません。自分の意思と心のために、からだが必要で、そのからだが健康だと、より豊かに様々なことが感じられるよね、なのです。
人に価値を提供する時、与える時、自分が満たされていること=価値を感じていることが前提条件です。
与えることと、与えてもらうことばかりになると苦しい。
感じることから始めること、おすすめです。