タンパク質と気候
梅雨は湿気と、雨天による低気圧とで、体調を崩しやすい季節です。私の祖母も、普段本当に元気なのに、梅雨になるとなんとな〜く静かになって、元気もなくなっていました。口癖は「梅雨は苦手や」でした。
私も湿度が好きではありませんが、年々その対策も高度になり(笑)、体質も変化しているのか、湿度に対しても普段通りに過ごせるようになってきました。
ここで、低気圧の時に何が起こっているのか。自律神経で有名な安保先生の文章を引用して見ていきましょう。
「低気圧ってのは空気が軽くて、どんどんどんどん上昇する。ですから雲が出来、雨が降る。つまり、薄い空気を吸って我々は雨の日しょんぼりして体がだるくなり ますけど、そういうゆったりした体調の時は、ゆったりの神経支配である副交感神経支配のリンパ球が増えてい るので、私達は高気圧の時元気になります 。」
…ということで、気圧と免疫細胞・自律神経は大きく関係しています。低気圧の時は、リンパ球が増えて、副交感神経優位になる。リンパ球が増えますと、からだが『副交感神経刺激』の症状が出やすくなります。からだに質的栄養失調があったり、炎症があると、低気圧の時はだるくなったり、発熱とはいかずとも、ちょっと熱っぽいとか、だるいとか。風邪の引き始めのような気だるい感じが出るのです。
そんな低気圧の時は、「着圧ソックス」「五苓散」「あたためる」「自律神経刺激を加える」などがおすすめです。体力がある人で、だるい人は筋トレもいいですね。脚や背中の筋肉に刺激を入れるといいですよ。
私はというと、不思議なことに4月くらいから徐々に低気圧の影響をほぼ受けなくなってきました。気持ちは活発ではなく、とても落ち着いたモードにはなりますが、「やる気が出ない」とかのそういう変化もありません。多分、『低タンパク』が解消されてきたのだと思います。
私の定期的なメンテナンスをしている菊池先生にも、もともと、「(もう)内臓の炎症はほとんど感じられないんだよね」と言われていたので、タンパク質が満たされることによって、気圧や湿度に対してもしっかりと受け入れられるからだに変化したのだと思います。(それから心理的なアプローチも続けていたのも大きいですね)
タンパク質の摂取に関しては、もちのろんでプロテインを使用しています。クライアントさんと共同して試し続けた結果、かなり効率的なプロテインの摂取方法、それも腸をボロボロにしない方法が8割くらい確立できました。
と、話はそれましたが、結論はこうです。「低タンパクですと、気圧や湿度など、あらゆる気候の影響をとても強く受けます。」です。そして言いたいことは『なので、低タンパクが解消すれば、どんな気候でも体調はほぼ安定して過ごすことができますよ!』です。希望があるよね。