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“情報”になっていないことに気付く

40代の女性の知人がおりまして、その方(Aさん)なんか私のことをちょこちょこ気にしてくれていて(気に入ってくれているのか、気になっているのか)よくインスタでDMをくださるんですよね。
Aさんとは飲みに行ったこともあります。
それで、この前もDMをくれまして、そのやり取りの中でこう言われました。
A「わたしはいつも通りおばさん」
この言葉、いつも送ってこられるんです。そして毎度私が「そんなことないよ」「思ったことないけど」と心から言う。
実際に、私は「おばさん」と言う目で見たことがない。
Aさんの印象は、おしゃれで、スタイルも良くて、ハキハキしていると言うイメージ。
でもいつも会ったりDMする度に「おばさんだからさ〜」と仰るのです。
そんなやりとりをして、約1年くらいでしょうか。
先日上記のDMを貰って、気付いたんですよね。
『あっ、私Aさんのこと、おばさんって思っている…』
です。
しかもAさんの仕草とかそう言うことに対してじゃないんですよ。自分のその”おばさん”イメージが何から来ているのかを探ってみると「Aさんが言っていたから」なんですよね(笑)
そりゃ、言い続けられていたら、どんどん思考に浸透していくのです。洗脳のように言い続けられて、私のAさんへのイメージはすっかり「Aさんの言う、おばさん」になっていました。
(なので、今回いつもみたいに「そんなことないよ」の件が言いにくくなったのは内緒。(笑))
(次回はそう来たら素直に「そう言われるからそう思えてきた」と言うと思う。)
言葉って本当に力があると思いました。
カウンセリングと言う仕事をしている分、言葉にはとても敏感に向き合っていますが、それでもハッとさせられることばかりです。
「あなたは可愛くない」と言われ続けられれば”可愛くない”私になり
「あなたは可愛い」と言われ続けられれば”可愛い”私になる
「わたしは可愛い」と自分に言えば”可愛い”私になり
「わたしは可愛くない」と自分に言い続ければ”可愛くない”自分の出来上がり
体調不良も一緒ですね。
なので、体調不良の人は、途中のどこかで自分のセルフイメージを表現する言葉を変えていきます。
自分でできる方もいらっしゃれば、カウンセリングでされる方もおられます。
そのくらい、言葉は大事。
たとえ、重く捉えていない冗談半分で言った言葉も、やはりそれを言い続けていたら脳はそれをインプットするので、脳の指令で動く我らのからだ、表情、仕草、その他諸々は”そう”なってゆきます。
小さい頃、親や養育者、先生などに言われた言葉がずっと残っている人もいます。
でもね、今回私が変わったように自分の望む方に相手を変えられるし、自分を変えられると言うことでもあるのです。
自己紹介するときに、なんて言いましょう。
「私はこういう人間です」となんと言いましょう。
人がなんと思うかは関係ないのです。
自分の輝いている部分を、自分の持てる好きな姿を「よい言葉」で表してくださいね。
その言葉が、あなたを創ります。
追記:私は絶対に自分のことを「貧乏」「可愛くない」「ブサイク」などなど言わないようにしています(笑)自分を可愛いと思っていると言うことではなく、脳にそういうことをインプットさせないように心がけているんです。だから可愛いねと言われたら「そんなことありません」と返したくなる気持ちを抑えて、「ありがとう」と言うように特訓していたし、それを続けていたら「案外可愛いと思ってもらえるんだな」くらいの楽観さは出てくるようになりました。脳はそんなもんです。