たんぱく質不足で体調を崩した話
気圧の変動を知れるアプリ(頭痛ーる)で見ていると、私は急降下より急上昇が苦手なんですよね。急降下の時は自律神経が緊張するからか、仕事がバリバリ進む。若干緊張による過度な感じもあるので、夜更かししないようにとか、ちょっと一息入れるのを意識的に行なっています。しかし急上昇の時はどうもやる気ができにくい。なので漫画を読んでゆっくりすることもあります。
それで、何が言いたいのかと言いますと、気圧に左右されやすい人は、総じてタンパク不足が存在すると言われています。まあ、体調不良の場合タンパク質が充足しているということはないので、そらそうでしょうという感じもあります。
実は私も、以前は低気圧で干したヘチマのように、タンパク不足になっておりました。なんかサプリ効かないな、と思ったらタンパク質不足だったのです。体調が冴えないから、ファスティングしたら、からだが浮腫んで浮腫んで。普通はファスティングで浮腫みが取れるはずなんですけど、余計にひどくなる始末。もしや、と思って回復食終わってからプロテインの摂取を開始したら、飲んだ瞬間からだが「これが欲しかった」と叫びました。(笑)
いやはや、その時は自分の生活を反省しました。分子栄養学でもたんぱく質は必須と存じておりますし、クライアントさんのカウンセリングでもいつもタンパク質の補給を言っているのにね。しかしまあ、その時期はちょっと自己課題と向き合っていたため、いろいろリズムが乱れて結果こうなったのかと、その意味に合点が言って、大変すっきりしました。大体からだに何か不調や事故が訪れるときは、その背景に課題が潜んでいたりします。私は今回のこの課題を思えば5年越しくらいに(いや15年くらか?)やっと昇華できました。だからまあ、ヨシ。
話がコロコロそれました。タンパク質の話に戻ります。
人体の60%は水です。その次に来るのがタンパク質。その割合は20%です。ですので、このタンパク質が不足しているということは、「からだが脆くなっているよ」ということになります。皮膚や筋肉はもちろん、胃酸や胆汁もタンパク質からですし、ホルモンだって脂質とタンパク質です。臓器を動かすための「代謝」という体内での化学反応を起こすのに大事なのもタンパク質。どれだけ大事か改めて感じるのではないでしょうか。
食事で、卵や鶏肉、それからお魚など、コツコツ増やしていくことがとても大事になっていきます。けれども、タンパク質が不足している人はその消化がうまくできないですから、なのでおすすめは、「出汁」と「消化酵素」の摂取です。「じゃあ、プロテインを始める」にはならないように気をつけて。(私はちょっと裏ワザ使っています)
自分に必要なタンパク質量を、からだに満たしていくこと。これが健康の条件の一つです。
以上、自分への戒めでした。