東洋医学では、秋は「肺」が弱りやすい季節とされています。これは「五行説」に基づいており、秋は「金」に属し、五臓では「肺」に対応しているのです。私の周りでも気管支炎様になってぜろぜろしている人が増えています。気管支炎から肺炎になっては大変です。そうなる前に、肺のケアをしていきましょう。

【秋に肺が弱る理由】
1. 乾燥
まず、秋は乾燥の季節です。東洋医学では、この乾燥を「燥邪(そうじゃ)」と呼び、特に肺は乾燥に弱い臓器とされています。乾燥した空気は、肺の粘膜や呼吸器系に負担をかけ、咳や痰、喉の乾燥といった症状が現れやすくなります。肺は呼吸を司り、全身に「気」を巡らせる重要な役割を担っていますが、乾燥によりその機能が低下すると、体全体のエネルギーバランスが崩れやすくなります。
2. 肺は「外邪」の侵入を防ぐ臓器
肺は「外邪(がいじゃ)」、つまり外部の邪気(風邪や乾燥など)から体を守るバリアの役割も果たします。秋は気温の変動が激しい季節でもあり、風邪や乾燥といった外邪が体内に侵入しやすくなるため、免疫力が低下しやすい時期ともいえます。こうした外邪が肺に負担をかけ、風邪を引きやすくなることも、肺が弱る一因です。
3.感情と肺
東洋医学では感情と臓器の関連も重要視されます。肺は「悲しみ」の臓器とも呼ばれており、秋は感情的にセンチメンタルになりやすい季節です。このような感情の変化も、肺の機能を弱める要因となり得るのです。
【対処法】

乾燥に気をつけたいため、まずは水分摂取。上記の「からだを潤す食材」の摂取。それから粘膜を作るのに大事なのは「グルタミン」「ビタミンA」「亜鉛」です。栄養素なら、この三つをしっかり摂取するのがおすすめですよ。
そして感情が不安定になると、肺の働きにも影響を及ぼします。日々のストレスをうまく管理し、感情のバランスを保つことが、肺の健康を守る鍵となります。瞑想や深呼吸、穏やかな時間を意識的に作ることで、心も体も整え、肺を健やかに保ちましょう!