アトピー治療記⑦〜皮膚の炎症がひどい場合、お風呂に入る?入らない?〜
ご無沙汰していました。アトピー治療記再!開!です。
さて、脱ステロイドを行ってから目を見張る速さで炎症を起こしている顔面ですが、もちろん体も全身炎症です。
(顔もなかなかですが、全身もなかなかグロテスクなのでご注意ください。)
さて、栄養アプローチと菊池先生による針灸、内臓への外的アプローチ治療を行い続けていますが、
大事なことがもう一つあります。
炎症を起こし、表皮が失われている皮膚へのアプローチです。
5/10 背中 肩から上腕にかけて浮腫んでいます。ぱんぱん。
皮膚への外的アプローチで、炎症が良くなることはない。
薬や保湿剤、衣服をシルクへ切り替えるなど、様々なアプローチをしてますが、
わたしは皮膚の外用薬や保湿から、状態がよくなることは無いと思っています。
内臓の炎症が皮膚にでているので、皮膚そのものに薬や保湿剤を塗ったところで、回復するわけありません。
でも、皮膚アプローチはとても大事です。
なぜなら、皮膚へのアプローチ(主に保湿)をしないと、状態の悪化に拍車をかけます。
そう、良くなることはないですが、状態を悪化させないことは可能です。
これがなにより大事。
また保湿を行わないと、痒みも増すことながら、痛みが尋常ではないので、日常生活に大きな支障を来たします。
動くたびに痛いというのは想像を絶する辛さです。
首で振り返ることすら出来なくなりますから…
5/10 足裏
炎症の際、お風呂はどうするか?
これは、どちらがいいかと言うと、うーん…
【炎症度合い・清潔観念がどこまで耐えられるか・風呂上がりの地獄の痒みをどの程度にしたいのか・気持ちのさっぱりさ】
を総合して、入浴への必要点数を各々算出してください、としか言えません。(笑)
わたしは、あまりにも炎症がひどい時は、以下の理由で湯船には入らないことをお勧めします。
【入らないことを勧める理由】
① 皮膚が温まりすぎて、上がった後に痒みが倍増する
② 皮膚がふやけて、せっかく出来た表皮が剥がれてしまう
③油脂が流れて乾燥に拍車をかける
しかし、シャワーは浴びます。私のシャワーはこの方法。
① 体は石鹸で洗わない
※ただし、界面活性剤入りのクリーム、乳液等を使っている場合は泡立てた泡で擦りすぎないようにしてしっかり洗う
②シャンプーは体につかないように
※頭皮が炎症を起こしている場合は湯シャン
③上がる前に冷水で皮膚表面を冷却
→お風呂後の皮膚水分の蒸発を防ぎ、また体温上昇に伴う痒みの増幅を少しましにします。
アトピーの人は、大体、副腎疲労と共に在りますので本当はじっくり体を温めた方が良いのは間違い無いのですが、
そうするとお風呂上がりに地獄を見ます。
でも、皮膚が乾燥しているので、シャワーを浴びた方が皮膚に水分が保湿されて痛みが軽くなります。
その中立案というところです。
そしてシャワーは絶対に脱塩素!
塩素を抜いたシャワーと、
そのままの水道水のシャワーだと
皮膚の痛みが全く違います。
「今まで、傷に水が染みると思っていたけれど、違うんだ…
塩素が傷に染みていたのか…」
となります。
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5/24 足表面
ということで、皮膚の炎症がひどい場合、お風呂はどうするか?
でした。
でも、お風呂に入っている間は、痛みや乾燥の不快さを忘れられるので、天国なんですよね。
1日の楽しみでした。なので、気持ちの面からみると、入浴はやっぱり大事だなあと思います。
交感神経もいい感じに切り替えれますし。
(何度も言いますが上がった後の痒みは地獄)
次回は皮膚アプローチ第二弾
「保湿はどのくらいするのか?」です。