
子どもの低血糖症状と、その対応策。まずは食事内容の見直しから
子どもの低血糖の症状
低血糖は大人だけでは無く、子どもにもよく起こっています。
・些細な発端での癇癪
・激しく泣く
・異様なハイテンション
・眠気でふらつく
・普段とは打って変わった攻撃的さ
…なども、子どもの低血糖症状の現れです。
また癇癪や激しさではなく
・手足が冷えて
・元気がなくなる
・不安感を強く感じる(しくしく泣いていたり)
などもあります。
低血糖になると、
興奮、攻撃性を生むホルモンである、アドレナリンが分泌されます。
アドレナリンで泣き叫んでいる時に、言葉で何か伝えようとしても難しい。
そんな時は怒るのではなく、こう対処する
そんな時は、何も言わないでまず抱いてあげ、安心できるようにすると良いですね。
ちょっと落ち着いてきたら、何か口にさせてあげましょう。
できたら、お芋とか、甘栗とか、家にいるならお味噌汁とか、ミネラルや食物繊維が入っている糖質が良いです。味噌汁は出汁多めで作ってあるものがよし。
間違っても飴やジュースなど、精製糖のものを与えないように。
急激に上がって、結果低血糖を起こしやすい体になります。
低血糖時の状態を知っておくことは大切ですが、もちろん一番大事なのは
『低血糖を起こさないようにすること』
低血糖の子どものよくある食事内容
【朝ごはん】にスティックチョコパンと牛乳を食べ
【昼ごはん】は給食だとしても
【帰宅後やおやつ】に、スナック菓子とジュース(清涼飲料水)を食し
【夜ごはん】はチャーハン、からあげ
(おまけにお風呂上がりのアイス)
みたいな食生活をしていると、見事、子どもの低血糖の出来上がりです。
基本は食生活と生活リズム
まずは食生活の質の向上が基本。
そして質の良い、こまめな補食です。
子どもは肝臓が未熟なので、大人よりグリコーゲン(貯蔵している糖)を貯められる量が少ない。
グリコーゲンの枯渇は低血糖の始まりです。
そのためおやつという名の捕食がとても大事になります。
そして血糖値の爆上がり食品を控えること。
これが大事です。
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