
良質な睡眠を取るための方法
睡眠は、日中に活動による疲労を回復します。
睡眠には様々な役割があります。
【睡眠の役割】
・体温調節
・ホルモン分泌
・記憶や感情の整理整頓
・自律神経の調節
・免疫機能
・酸化ストレスの除去
・βーアミロイド蛋白の蓄積防止
(アルツハイマーの原因とも言われているタンパク質です。)
ご存知、
睡眠の種類には、2種類あります。
REM睡眠(浅い眠り)と
NON-REM睡眠(SWS:深い眠り)
です。
細かいことは今回は割愛しますが、
レム睡眠はメンタルを回復し、
ノンレム睡眠は脳と体を回復させます。
適切な睡眠が取れていないと脳の機能は落ちます。
ここでいう適切とは、時間と質です。
人の最も長生きする時間は7時間と言われています。
(でも個人差がものすごくある印象です)
質とは熟睡度。
よく、「22時までに寝ないと成長ホルモンが出ない」と聞きますが、
入眠の時間が何時でも、熟睡すればしっかりと成長ホルモンはでるそうです。
しかし、夜遅くに寝たら、
朝早く起きないことが多いですよね。
よく寝るためにメラトニンというホルモンが必要です。
メラトニンは、朝の日光をしっかり浴びることで
体のなかでセロトニンが産生され、時間をかけてゆっくりとメラトニンに変換されていきます。
しっかり寝るには、
朝の日光を浴びること=起き方
で変わっていくのですね。
(もちろん必要な栄養素もありますが
今日は寝方起き方からの視点でお送りします)
夜遅く寝ても、
熟睡すれば成長ホルモンは出ますが、
朝の日光の時間に起きない生活が続けば
結果的に熟睡度が落ちて、
ホルモンの産生が落ちる…
ということに繋がりますね。
また電磁波はメラトニンを壊すといわれいます。
寝る前にスマホやPCを見ないというのは、そういうことです。
どんなに食生活に気をつけ、サプリで栄養を摂っても、
睡眠の質がわるいとなかなか体の状態はよくなりません。
睡眠薬の消費量がダントツで多い日本。
栄養療法は、栄養を摂ることだけではありません。
生活そのものの見直し、改善があって成り立ちます。
「最近寝付きが悪い」
「夢、悪夢を見る…」
「寝ている間も意識が残っている」
そんな方。
セロトニンサプリを飲む前に、
朝日をたっぷり浴びることから始めてくださいね。
地球上の全ての生物は、
太陽と月の関係のもと、
生活リズムを作って生きていることを
どうぞお忘れなく。