子どもの低血糖症で失われるものは【体の健康】だけじゃない

子どもの低血糖が及ぼす影響は体のみにあらず。

 

危惧するべきは、 低血糖や副腎疲労状態の子どもたちが それを”性格”と見なされて(こちらご参考にどうぞ。)厳しい指導や心ない言葉、 態度によって、自信を失ったり 自己肯定感など、自分に対する肯定的感情(心理)の獲得を得られない ことです。

 

低血糖という症状に続き心理的な傷つきを経験していくことで生きていく上で大切な肯定的な感情を得られない。

 

 

 

これを【二次障害】と言います。

 

この二次障害という言葉、感覚統合障害や発達障害でよく使われる言葉ですが、そのまんま、低血糖(副腎疲労ももちろん)などの栄養欠乏による子どもにも当てはまります。

 

特に、脳というのは、6歳までに80%が作られます。そして、一番メインに発達させる心理は情動です。感情ですね。

 

ここで、否定的な経験を重ねていくとどうなるでしょうか。

大人が否定的に捉えるその姿は、その子どもの持つ性格や個性でなく、栄養欠乏から来ているのに。

 

自我の形成は、早くて4歳ごろから6歳あたりです。

6歳までの経験による感情は潜在意識に一生残るといわれています。

 

 

正しい知識と理解が必要

 

子どものその姿は、

「子どもの性格なのか?」

「それとも低血糖(栄養欠乏)からくる姿なのか?」

 

これによってアプローチが全く異なります。

必要なのは、教育者と養育者の正しい知識理解です。

 

 

Share